Elvesの研究開発チームはGiantとSpecializedで20年以上働いてカーボンフレームの設計と開発の経験を積んだ台湾出身のDavidが率いています。Elvesは2006年に中国の深圳にカーボン工場を設立し、研究開発チームが国際的な自転車企業にODM(設計から製造までの全ての請負)やOEM(製造の一部を請負)のサービスを開始しました。その後2016年に米国でElvesブランドを登録しました。これがElvesの始まりです。 Elvesはどんなに優れたフレームを作ってもフレーム塗装のデザインがよくなければElvesを発展させるのは難しいと考え、2017年に香港の有名なデザインスタジオDSD(Diamond Sports Design Of Hong Kong)社とフレーム塗装のデザインで協力することを決めました。DSD社はフレーム塗装に革新的なデザイン方法をもたらし、これによってElvesは非常に短期間でアジアで有名な自転車ブランドになりました。
HideSan
だからElvesはカスタムペイントのサービスに力を入れているんだね。
Yosshy
Elvesは英語のelf(妖精)の複数形だね。 グリム童話に「The elves and Shoemaker(小人の靴屋)」があるね。
Vanyarとは
VanyarはElvesのロードバイクフレームの中で最も軽量なモデルです。私が注文したリムブレーキモデルはUCI認証を取得していてプロがロードバイクレースで使用しています。VanyarにはDiscブレーキモデルもありますが旧型のDiscブレーキモデルはUCI認証を取得していません。 2023年11月に発売されたケーブルフル内装の新型のDiscブレーキモデル「Vanyar Pro Disc」はUCI認証を取得していて、元F1レーサーの片山右京さんがチェアマンをしている「JCL TEAM UKYO」が使用しています。 コンポやホイールを含めたトータルコストと重量がDiscモデルよりも優れていたので私はリムブレーキモデルを(2023年3月当時)注文しましたが、Vanyar Pro Discは他の有名ブランドの最新Discロードバイクと同様のジオメトリや空力デザインを採用していているのでかなり魅力的です。
HideSan
今(2024年3月)ならVanyar Pro DiscにGrowtacの機械式Discブレーキ「Equal」の組み合わせが最高かな。。。