現在の愛車のFELT FR30はアルミフレームでコンポはリムブレーキのフル105です。ペダルを含めた重量は約8.8kgです。昨年初めて参加した富士ヒルでこのバイクで1時間25分台の記録を出すことができてブロンズリングをGetしました!
ロードバイク歴2年半程度の私の実力であれば今のFELT FR30でも十分なのですが「カーボンフレームにして軽量化すれば更にタイムを短縮できるのでは?」という思いが強くなってきました。。。
一般的にはカーボンフレームは以下のような点がアルミフレームよりも優れているといわれています。
- 剛性が高いので軽量化できる。
- 振動吸収に優れているので乗り心地が良くなる。
- 造形の自由度が高いので最適な形状にできる。
- カーボン独特のしなり(弾性)によって進む。※ペダリングのスキルや個人差があります。
そこでネットでリムブレーキ用のカーボンフレームを探したのですが、カーボンフレームはいずれも高い !! FELTだと新品のカーボンフレームは50万円以上します。それに販売されているのはディスクブレーキ用のフレームばかりでリムブレーキ用のカーボンフレームはほとんど売ってない。
こうなると中古フレームを探すしかないのですが、10万円前後の安いフレームはかなり古かったり新しいと訳あり品であったりするので信頼できません。中古品でも年式や傷、使用感、メーカー、モデル、サイズ、色などにこだわると20万円~30万円ぐらいします。完成車で13万円台で買ったFELT FR30に中古フレームでそこまでお金をかけるのは正直もったいないです。
そこで最近注目されている「中華カーボンフレーム」を購入することを検討しました。
中華カーボンフレーム
中華カーボンフレームは中国や台湾のメーカーが製造、販売しているフレームのことです。有名な大手メーカーのロードバイクのフレームもほとんどが中国や台湾で製造されており、中華カーボンフレームのメーカーは大手メーカーのOEM生産を行っていたり、大手メーカーのフレームの製造や設計にかかわっていた人が立ち上げたりした会社がほとんどです。またUCI認証を受けたフレームをプロチームに提供しているような会社もありフレームの設計や製造のレベルも高いと思われます。更に、ほとんどの大手メーカーがディスクブレーキの完成車やフレーム、ホイールしか取り扱わなくなっていますが、中華カーボンフレームの会社はリムブレーキ用フレームもまだちゃんと販売しています。私は以下の2社の中華カーボンフレームの購入を検討しました。
メーカー | 概要 |
---|---|
ELVES Elvesbike Japan | ・2016年米国でブランド登録、OEM製造で2006年創業 ・オフィスは香港、台湾、中国(深圳)、工場は中国(深圳) ・カーボン製のフレーム、ホイール、ハンドル、サドルのメーカー ・UCI認証モデル:Vanyar Pro Disc、Falath Evo Disc、Vanyar、Eglath Pro Disc ・JCL TEAM UKYOがVanyar Pro Discのフレームを使用 ・リムブレーキフレームセット(Vanyar)価格:139,308円 ・カスタムペイント無料(※Elves Japanのサイトで購入した場合) |
YOLLEO Yoeleo Japan | ・ 2011年設立、OME製造で2007年創業 ・本社は香港、工場は中国 ・カーボン製のフレーム、ホイール、ハンドル、完成車のメーカー ・UCI認証モデル:R12 DB、R11 DB SL、R11 VB SL ・UCIコンチネンタルチームYOLEO Factory Racing Teamを所有 ・リムブレーキフレームセット(R11 VB SL)価格: 200,580円 ・カスタムペイント:通常44,800円 |
Vanyar:ELVES JAPAN
R11 VB SL:YOELEO JAPAN
どちらもプロのレースを意識したUCI認証取得のフレームだね。
カスタムペイントを含めた価格はELVESの圧勝だね!